国見の雲海

那須烏山市で見る!雲海の絶景

国見の雲海は、標高266メートルほどの国見峠の頂上付近から那珂川沿いに見られます。
国見の雲海は流れていく様子が見物で、条件が整えば日光連山や那須連山まで一面が雲海となります。

国見の雲海は、標高266mほどの国見峠の頂上付近から那珂川沿いに見られるもので、市道沿いに車を止めて見ることができます。
国見の雲海は流れていく様子が見物で、那珂川、江川、荒川、小貝川とその河岸段丘の尾根が連なり、その先に高根沢の田園地帯、さらに先には日光連山があるというロケーションのため、条件が揃えば日光連山や那須連山まで一面の雲海となり、川の流れに合わせて雲の波が見る間にどんどん形を変えて、それぞれの尾根を乗り越えていきます。
その後、晴れてくると富士山を見ることができます。

他にも、国内北限と言われるみかん園があります。
運が良ければ、みかん園越しの雲海を見ることも可能です。

「刻々と姿を変える雲海が眼下にひろがる絶景」

雲海が見える条件は

前日、昼の気温が上がり、寒気団などが張り出し、放射冷却で急激に気温が下がる翌朝の天候が「晴れの予報」で、早朝、那珂川沿いに霧が発生しているというのが最低限の条件で、川沿いに雲海が発生します。
更に、前日昼、雨が降ったあと少し晴れ間があり、気温が上がり広範囲に霧が発生すると、見渡す限りの広い雲海を見ることができる場合があります。

雲海の見頃

  • 10月下旬から11月下旬は、条件が整えば、日の出から午前8時ぐらいまで雲海を見ることができます。
  • 12月に入り気温が氷点下になると、条件が整えば、夜明け前から川霧が雲海になり、更に日差しにより地面から立ち上がる湯気で再び雲海が発生、午前10時ぐらいまでは雲海を楽しむことができます。川霧から発生する雲海は、流れが大きくダイナミックで必見です。
  • 日の出の時間の30分程度前から待機していると、夜明け前の明かりで雲海がうっすらと光り輝く様子を見ることができます。
  • 栃木県北部の天気予報が「晴れ」でかつ、「濃霧注意報」が発令されている時は、雲海が見られる機会が多いようです。
  • 車で直接ビューポイントに行くことができます。早朝は冷え込みますので、ぜひ暖かい恰好をしてお出かけください。

雲海が見える条件は

  • 自然現象ですので、上記の条件に合致していても必ず発生するとは限りません。
  • 下境から国見峠の道は、岩をくりぬいた峠道です。雲海ができているときは必然的に濃霧になります。
    最徐行と、フォグランプ等の点灯、またコーナーでは必ず警告のクラクションを鳴らすようにしましょう。
  • 国見峠の道は生活道路です。路肩に駐車する際は通行車両の邪魔にならないようにご配慮ください。
    また、雲海を見ている歩行者にも十分にご注意ください。
  • 国見のみかん園は私有地です。勝手に立ち入ることがないようにお願いします。
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