烏山和紙会館
旧烏山病院(現烏山和紙会館)。旧烏山病院は大橋清吉氏を発起人代表とする地元の実業家数名が当時の金額にして6万円の資金を募り、株式会社烏山病院として大正12年に開業されました。現在は烏山和紙会館として再生されています。建物構造は木骨モルタル二階建て、切妻屋根の擬洋風建築物です。縦長の上げ下げ窓や半円形のドーマー窓など、ドイツ表現派建築の影響が見られます。
1200年の伝統を誇る手すき和紙。今から800年前に那須氏が越前から紙すき職人を招き、那須奉書を創製したと伝えられます。烏山和紙を代表する「程村紙」は厚紙の至宝と呼ばれています。和紙の原料は良質那須楮を原料とし、昔ながらの技法で、和紙がすきあげられ、民芸品や卒業証書などが作られています。
所在地 | 栃木県那須烏山市中央2-6-8 |
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TEL | 0287-82-2100 |
営業時間 | 午前9時から午後5時30分 |
休館日 | 毎週火曜日 |
入館料 | 無料 |
烏山和紙
烏山和紙の起源は、奈良時代まで遡ることができ、以来、絶えることなく和紙が漉きつがれてきました。和紙会館では和紙製品の展示即売や和紙に関する資料を展示しています。
また、烏山和紙会館の建物は、市の近代化遺産として位置づけられています。